(採用年月:平成21年9月)
研究推進部産学連携課知的財産係主任(平成27年6月時点)
大学卒業後、数年の民間企業勤務を経て横浜国立大学に入職。配属された経済学部の学務係で約3年勤務後現職へ異動となった。茶道と乗馬を習いたい。
大学や教育、研究、それから学問という言葉が好きな方や興味のある方は、そういったことの身近で働ける場所ですのでやりがいがあるかと思います。それから本学は緑も多いので自然が好きな方にもおすすめです。
産学連携課は大学と民間企業等の産業界を結びつける仕事をしています。知的財産係はそのツールとなる特許や著作権等をはじめとする知的財産の管理や運用に関する業務を行っています。
大学の教員等が研究を進める中で生まれた発明は、様々な手続きを経て特許として権利化することによって財産的価値が生まれます。さらに登録された特許を企業等に有効に利用してもらうことによって産業界に貢献するとともに、使用対価を大学の資金とし活用していくことを目的とし、専門職である知的財産マネージャーの方々と共に働いています。
今の部署でのやりがいは大学の研究が実社会で活用される様子を体感できることです。どういった企業が本学の持つどのような技術や特許に注目して商品化がされていくのか、製品がどのくらい販売されたのかなどの情報に触れることができるのは大変興味深いです。
また民間企業出身で知的財産の業務に長く携わっている知的財産マネージャーの方たちから聞くことのできる、特許と企業の様々な話も面白く刺激になります。
加えて、日本の大学にとって特許に対する取り組み方というのはまだ発展途上な面も多く自分自身でもどのような形が最良なのか考えながら、この成長途中の分野に携われていることは貴重な経験をさせてもらっていると感じます。
私はいくつかの民間企業で働いた経験がありますが、本学の職場環境はとても良いのではないかと感じています。
人によって職場の人間関係に求めるものは違うと思います。皆と親しくなって積極的にプライベートな関わりも持ちたいと望む方も、過度な干渉はなしにして穏やかな関係を築きたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。そのような様々な考え方を受け入れ尊重する雰囲気が本学の職員間にはあると思います。自分の考えや以前からの慣習を押し付けることなく、反対に自主的に呼びかければ賛同者が集まる、その人のやりようで過ごしやすい環境を作ることのできる職場だと思います。