理工学系大学院等副事務長(都市イノベーション研究院総務・学務担当)
大学卒業後、他の国立大学に採用され、その後本学に転任。総務・人事・広報の業務を経験し、平成27年4月から現職。趣味は、ミュージカル観劇。
大学は、多様な改革を迫られている真っただ中にあり、職員にも様々な能力が期待されています。業務も多種多様で、その中に、皆さんの能力が発揮できる場所がきっと見つかります。
大学院都市イノベーション研究院・学府に関する事務全体の総括を行っています。都市イノベーション研究院・学府は、急激に変化する都市の環境と文化を教育研究領域として平成23年4月に設置された新しい大学院です。
その大学院を運営する研究院長を事務として補佐しながら、代議員会や教授会の運営、予算管理・経費執行関係、人事関係、年度計画・評価関係業務等の総務(会計)系及び学務系業務の取りまとめを行っています。
大学卒業時は、地方在住の大卒女子の民間就職先はほとんど無く、もし、就職できたとしても、結婚・出産退職が当然という風潮だったため、長く働ける可能性の高い公務員を目指しました。
国家公務員試験合格後、どこを選ぶかと考えたとき、将来を担う人材の育成や最先端の学術にかかわる大学の仕事は、未来につながっていく魅力的な業務であることがイメージでき、そのような場の一員になりたいと思い選択しました。
そのときの思いは、長く「働く」ということの原動力となる、やりがいや誇りにつながっています。
「女性の活躍」が各所で謳われているこの頃ですが、本学では以前から、女性が長く働くということは珍しいことではありません。出産にあたっても、皆、育児休業を取得し、その後復帰するということが当然と思われています。私も、制定されたばかりの育児休業を2回利用して、それぞれ1年後に復帰しましたが、理解のある上司・同僚に恵まれたおかげで、子育ての忙しい時期を乗り越えてこられたのだと思います。
キャリアを積み重ねていきたいと思っている女性の皆さんには、理想的な職場です。